「ボルベール〈帰郷〉」(2006・西)監督・脚本 ペドロ・アルモドバル出演者 ペネロペ・クルスカルメン・マウラロラ・ドゥエニャスヨアナ・コボ風の吹きすさぶラ・マンチャの小さな村の墓場で、3年半前の火事でともに命を失った両親の墓所の手入れをする姉妹ライムンダ(ペネロペ・クルス)とソレ(ロラ・ドゥエニャス)、そしてライムンダの娘のパウラ(ヨアナ・コボ)。普段はマドリッドに暮らす3人だが、墓所の手入れはラ・マンチャに古くから伝わる伝統なので、定期的に日帰りでやってくるのだ。そしてライムンダには、村で独り暮らしをしている叔母を説得してマドリッドに引っ越させるという第二の目的があった。老齢で身よりも無い叔母を心配するライムンダの善意から出た行動だったが、叔母は頑として聞き入れず、一行は仕方なくマドリッドへ引き返す。ボルベール〈帰郷〉wikiyoutube_write(”);タンゴの楽曲「Volver」を題材にした血の繋がった三世代の女性による人間ドラマ。悲しい運命に抗い、それでも強く生きようとする女性賛歌とでも言おうか。それにしても、である。知ってたけど、分かってたけど、ペネロペ・クルスが美しい。それも生半可じゃないから逆に問題。
これは「映画を一言で語り点数をつける会」コミュで他の方がコメントしていたのだが「ペネロペが美しすぎて気が散る。」というレヴェル。まさに的を得たコメントだと腑に落ちた。ラ・マンチャはどこか仏教と繋がるところがあるのだろうか、死者や墓地に対する感覚的なものが日本人のそれととても近い気がした。南欧風の風景に東の風、砂塵舞うかの地に肩寄せあい暮らす人々の繋がりはお互いに持ち寄る「温かい心」でなりたっている。とりわけ、根を張ることに長けた”女たち”の。面白かったのは大型の冷蔵庫を運ぶシーンで、4人の女性たちがそれぞれ好き勝手なことを話しまくりながら運ぶ、というところ。早口のスペイン語でそれぞれ勝手にまくしたて、本当に姦しいことこの上ない。
しかしそれがどこか妙に愛くるしくもあるのだ。彼女たちは黙っていれば、ただ東の風に体温を奪われ、流されてしまうのかもしれない。その先にあるのは孤独な死だ。
砂塵にうずもれない生命の強さ。
これは草食系云々などという言葉すら生まれる日本にこそ必要なものなのではないだろうか。映画としては、そこそこかもしれない。しかしそこから感じられることはなかなか少なくない。
ペネロペ・クルスのファンは少なくとも必見だろうと思う。6点。
────────────────────────昨日は寒かったので、お昼に嫁さんとラーメン火山に食べに行った。こちら嫁さんの石焼とんこつこちらがボクの石焼チゲ見ての通り石が焼けて沸騰中w取り分けてはふはふ頂きましたb調べたら調理方法がyoutubeにのってましたbyoutube_write(”);。